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2006年6月29日

指しゃぶり

5月から6月にかけて学校検診がありました。検診では虫歯以外に歯ならびもチェックしますが、習癖によって歯ならびが悪くなってしまったケースが比較的多く見受けられました。そのひとつに指しゃぶりが挙げられます。医科の立場からは自然の行為と考えられることが多いようですが、歯科の立場からは指しゃぶりにより、

・前歯が出っ歯になり、上下の歯が噛み合わなくなる。
・サ行やタ行が発音しにくくなる。
・前歯が乾燥し虫歯ができやすくなる
などの悪影響がでてくることが考えられます。

 1歳児頃までの指しゃぶりは生理的なものと考えられますが、2~3歳になっても
やめられない場合は上記のような症状を引き起こす可能性があります。
心配な場合は受診されることをおすすめします

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