バスケ
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以前ライブを見にいったときからすごく気になっていた楽器がありました。箱の上に座って素手で箱の前面を叩いてリズムをとる楽器です。一枚の平面の板からなぜバスドラムのような低い音とスネアドラム、ハイハットのような音色が出せるのだろうと不思議でしかたありませんでした。久しぶりに高校時代のバンド仲間を会った時に聞いてみたところ、その楽器は「カホン」というものだということが分かりました。
調べてみたところカホンはラテン・アメリカで発祥した手で叩く木箱の太鼓のことで、かつて奴隷としてラテン・アメリカ各地に連衡されたアフリカ人達は、太鼓の使用を禁止されていて、その代用に使用されていたのが、貨物運搬用の木製の箱だったそうです。
その後、木箱を叩くというアイデアは奴隷解放後南米中に拡がり、各地で独自の進化を遂げてカホンが出来上がったようです。友人の知り合いの家具屋さんがカホンを作っていると聞き、早速購入してみました。叩いてみると振動が体に直に伝わってきて、ついつい自分の世界に入ってしまいます(笑)。昔を思い出してまた音楽をやってみたい気分になりました。
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