« 臨時休診のお知らせ | トップページ | 年末年始休診のお知らせ »
先週、京都大学再生医科学研究所が人の皮膚から万能細胞を作り出すことに成功しました。「iPS細胞」と名付けられ、大変注目を浴びています。今までの「万能細胞」は育てば赤ちゃんになる人の受精卵から作られた「ES細胞」だったため、倫理的に問題がありましたが、「iPS細胞」は皮膚細胞に4種類の遺伝子を組み込む方法で問題を解決しました。まだ安全性には課題がありますが、歯科の分野でいえば将来的に自分の皮膚から作った万能細胞から歯や顎の骨などを作り出すことが可能になり、今後の研究の成果が楽しみです。
2007年11月25日 ニュース | 固定リンク Tweet
この記事へのトラックバック一覧です: 万能細胞: