緊張
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3月に入り花粉症の方にとってはつらい季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?先日、歯科臨床において私が師事する金子一芳先生の講演会に出席してきました。先生は1931年(満州事変の年です)のお生まれで、なんと歯科臨床に55年も携わっております。現在では55年前に比べれば、ムシ歯や歯周病などで歯を失うことは減ってきていますが、戦後の状況の中で、患者様一人一人のお口の中の状態をしっかりと記録され、質の高い治療を行い、これだけの長い間経過を記録し続けている歯科医は日本では先生以外におりません。人生の色々な局面で人に影響を受けることがあるかと思いますが、私の場合、歯科臨床に対する考え方は金子先生に大きな影響を受けています。お口の中の状態は年齢とともに体が変化していくのと同様に変化していきます。患者様と歯科治療を通して、より長く健康を守るお手伝いをしていきたいと改めて実感しました。
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