診療再開しました
地震による影響のため一時休診とさせていただいておりましたが、28日(月)より診療を再開しました。休診中は患者さんに連絡ができず、大変ご迷惑をお掛けしました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。来院された患者さんは大きな被害もなく皆元気そうで安心しました。地震による倒壊や停電、断水、放射能の問題など不安な生活が続き大変なことと思います。ガソリンがなく通院できない患者さんもおり、動きがとれず皆さん不安を口にされていました。昨日小名浜港に震災後初めてタンクローリー100台分の石油タンカーが入港したようですので、早くガソリンの問題が解消されるといいですね。いわき市にとって今後の一番の問題は原発です。自主避難された患者さんの中には「日光の奥の方まで避難し、猿と一緒にいたよ。」など皮肉まじりで話されていました。中には福島空港から大阪に飛び、様子を見ながら栃木経由で昨日戻ってきた患者もいらっしゃいました。そういう私も一時は栃木県民になりました。東電や保安院の言動は地元の私たちにとってあまり信用できません。一刻も早く事態を収束させ、最前線で命をかけ不眠不休で作業にあたっている現場職員のことを考えているのならば、安全といわれるいわき市に拠点を置き全員野球をしてほしいものです。私たち地域住民は今までのような安全な生活をしたいだけなのです。被災された方々の一日も早い復興と原発の安定化をお祈り申し上げます。
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