学会の帰りに羽田空港第2ターミナル内のDiscovery Museumに立ち寄りました。ちょうど「千利休展」が開催されていて、「利休が現代に生きていたらどのように人をもてなすだろうか」という趣向で利休ゆかりの茶道具が展示されていました。利休にとって特別な色といわれる黒で統一された空間の中、心地のいいコルビジェのソファに包まれながら作品を鑑賞でき、プチ贅沢なひとときを味わうことができました。これで毎朝楽しみにしている日経新聞に連載中の「等伯」(千利休の肖像画を描いた桃山時代の絵師)もより理解が深まりそうです。