きまりと決まり
週末、臨床基本ゼミの一日目が終わり、懇親会に向かう途中、たまたま日本赤十字の本社前を通りました。世界の平和と人類の福祉に貢献するため、国内及び海外の現場で活動されている社員の皆様には日々感謝しております。東日本大震災では義援金の窓口にもなり、活躍を期待していますが、これだけインターネットが普及し、地デジ化も始まった今、東京の一等地に黒川紀章氏設計の大変立派な建築物がはたして必要なものなのか甚だ疑問です。零細企業の田舎者には全く理解できませんが、ここでの維持費だけでも莫大な費用がかかるでしょう。当時は必要であったことは分かりますが、今日本には各支店もあることですし、海外に行く機会が多いのならコストが抑えられる成田に本社を構えてもいいでしょう。日本赤十字法のきまりで本社を東京におかなければならないようですが、こんなきまりは全く無意味に感じます。その分を地震や津波により家や職場を失った人々、原発による避難を余儀なくされている人々に少しでも還元すべきではないでしょうか。政治家を含め、お上の方は現代にマッチしないこのような無意味なきまりを変え、なでしこのように豪快なシュートを決めてほしいものです。
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