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2011年9月

2011年9月23日

台風

01今回の台風15号の猛威には驚かされました。日本中でこれだけの多くの河川が氾濫、増水するのも珍しいですよね。診療が終わり、台風のすざまじい雨音が流れる中、自宅に帰ろうと電話をしてみると、新川沿いにある自宅周辺では消防団による避難勧告?指示?のアナウンスが流れていたようです。台風の強い雨と風で、実際外からのアナウンスなどは何を言っているのか分からなかったようです。急いで自宅に戻ろうと車のラジオをつけてみると、地元のFMでは何事もなかったように普通に音楽が流れ、地元の情報は入ってきません。途中、新川を見てみると、いつもは底が見えるぐらいの川が、氾濫寸前の状態でした。カメラもブレブレです。夜は念のため、実家のある高台で一夜を過ごしました。川の近くに住んでいる方はヒヤヒヤものだったと思います。しばらくはこのような災害が続きそうな予感ですので、非常事態の際の住民への連絡方法は考えたほうがよさそうです。


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2011年9月20日

GPS恐るべし

03学会が行われた名古屋国際会議場から乗ったタクシーを降り、携帯電話を取ろうとポケットに手を入れた瞬間、携帯電話をなくしてしまったことに気付きました。タクシーに乗る直前に電話を使っていたので、タクシーの中ではと思い、電話をしてみると、見つかりませんでしたとの回答がありました。仕方ないと思い、紛失の手続きのため携帯電話会社に電話してみると、「GPS機能で今何処に携帯があるのか調べられますよ」との回答がありました。早速調べてもらうと、「今熱田区の○○付近にありますよ」と詳細な場所を教えてくれました。「今日は学会場しか行ってないし、誰かが拾って捨ててしまったのかな」などと考えましたが、あきらめきれず、再度タクシー会社に電話してみました。もう一度くまなく探してもらった結果、無事後部ドアと座席の間深くに迷入していた電話を無事見つけていただきました。翌日はタクシー会社訪問の旅となりましたが、GPSの威力には驚かされました。人にもGPSを応用して相手の居場所が分かるとのことですが、それは監視されているようで困りものですね。


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2011年9月19日

安全にインプラントを行うために

001先週末に名古屋で行われた日本口腔インプラント学会に出席してきました。学会では偶然にも横浜総合病院歯科口腔外科部長の今村栄作先生と勤務医時代にお世話になった上條先生にお会いすることができました。お二人とも東北大学の先輩であり、今村先生は先日「インプラント併発症」というタイトルの本を上梓されました。患者さんには「できるだけ今ある歯を失わず、自分の歯で食生活を営めるように」との思いで毎日診療にあたっていますが、お口の中の状態や希望によってはインプラントによる欠損部の機能回復が必要になる場合があります。インプラントにはよい面もたくさんありますが、あくまでも「人工の歯」であることには変わりありません。安全に行うことは当然ですが、仮に問題が発生したとしてもしっかりとリカバリーできる知識、技量ともに必要となってきます。そういった意味では外科の臨床経験が豊富な今村先生の本はとても参考になりました。

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2011年9月10日

とうもろこし

001_2昨日北海道発の「白い恋人」ならぬ「白いとうもろこし」を初めて食しました。茹でた後はやや黄色味を帯びていますが、採れたては写真のように真っ白です。見た目は正直あまり美味しそうに見えませんが、中身は普通のとうもろこしよりも甘く、とても美味しかったです。日本の明日を託されている「どじょう内閣」も、この「白いとうもろこし」であってくれるといいのですが。早く中身を見たいものです。

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2011年9月 8日

変わるもの・変わらないもの

00018月末に仙台で行われた東北大学歯学部卒後研修会に出席してきました。いつも勉強会でお世話になっている東北大学歯学部2回生の下地 勲先生のご講演がメインでしたが、前日のプレイベントでは自分の発表もあり、OBの先生方を前に久々の緊張感を味わいました。研修会場が大学病院の近くということもあり、帰りに学生時代の思い出しながら周辺を散策してみました。卒後15年経っているので、周りの景色も結構変わっているものですが、学生時代によく通っていた喫茶店や、6年間住んでいたアパートもまだ残っていました。変わっていくものと、変わらないままの風景を眺めながら、しばし立ち止まっては当時を懐かしみました。しかし歯科医師となった今は、懐かしむような仕事は喜ばれません。患者さんの大切な歯は、できれば変わらず残ってほしいですよね。治療した歯はなおさらです。今回の講演では、残すことが難しい歯を治療し、15年以上経過しても変わらず残っている臨床を拝聴し、大変感銘を受けました。自分もに患者さんの大切な歯をもっと残せる歯科医になりたいと改めて思いました。


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