模型作り
先日、毎年東京で行われている臨床基本ゼミに行ってきました。歯科医師の基本的な臨床技術を習得する全6回のゼミですが、今年も歯科医師の先生方に教える立場でしたので、こちら側も緊張しました。今年は講義する内容も変わりましたので、2時間の講義内容を作るのも大変でしたが、一番大変だったのは実習の模型作りでした。お口の中を模型で再現するために試行錯誤しながら作りますが、1個目がなかなか決まらず、これでいこうと思った模型を何個も作るのはやってみると結構大変な作業でした。ゼミの前日は診療が終わった後、翌朝の始発電車のタイムリミットに急かされながら、技工士さんの手助けもあり早朝に18個の模型が無事完成。久しぶりの徹夜は結構体に堪えました。現地でも受講生から預かった抜去歯を模型に埋め込む作業をアシスタントの先生方に手伝ってもらい、なんとか実習にこぎ着けることができました。技工士の佐川さん、アシスタントの林先生、中西先生大変ありがとうございました。何事も余裕を持った準備が大切ですね。この教訓を来年に活かしたいと思います。
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