フランスからの来客
震災以降、県内では国内外を問わず、子供たちを元気づけるたくさんの支援活動が行われていますが、この夏、自分の子供達もフランスを縦断する旅に参加させていただきました。その際にお世話になったNPO団体、GANBALO代表の富樫一紀さんが、この度、はるばるフランスからいわき市にお見えになりました。彼はフランス在住の映画プロデューサーで、フランスに住んで40年近くなるそうです。今回は来年3月にフランスで公開予定の震災、原発事故がらみのドキュメンタリー映画の撮影のため、カメラマンのTiboさんと一緒に来日されました。当院でも撮影があり、自分もインタビューを受けました。事故が収束するには長い道のりではありますが、世界の方々に事故が風化しないようしっかりと記録を残し、見つめ続けてくれることはありがたいことです。歯科医師の仕事も患者さんの口の中に起こっていることをしっかりと記録し、経過を観察していくことは大切ですので、記録する対象は違いますが、重なる部分を感じました。自分もいつかはフランスの地を踏んでみたいと思います。
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