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2016年7月

2016年7月17日

大濠公園

01 先週末は福岡で開催された日本臨床歯周病学会に出席してきました。決して走りに行ったわけではありませんでしたが、時間があれば走ろうとランニンググッズを忍ばせていました。福岡のランニングスポットといえば大濠公園が有名です。1周約2kmでゴムチップ舗装のランニングレーンが整備されています。2日目の朝、早起きできたので目的の大濠公園に向かって走り始めました。ところが全く気がつかないまま90度違う方向に。1km過ぎてようやく間違いに気づいたものの、途中で軌道修正しようと安易に考えてしまい、完全に方向を見失ってしまいました。走った経路を見ると迷いながら走っていることがわかります。ようやく大濠公園についた時にはすでに10kmを走り終えていました。時間も迫っていましたが、折角なので1周だけ走り無事ホテルへ。その後の学会は十分すぎるウォーミングアップが幸いして良いテンションを維持することができました。

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2016年7月13日

歯科助手認定講習会

002 先月から歯科医師会が主催する歯科助手認定講習会が始まりました。8月下旬まで接遇から臨床に至るまで20以上の多岐にわたる講習が続きます。初日には私から「歯周治療の概要」のお話をさせていただきました。
歯科助手、受付の皆さんは地域の歯科医療をサポートする大切な職業です。講習会で得た知識を生かして、それぞれの医院で活躍して欲しいと願っています。
 

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2016年7月11日

むし歯予防教室

001 先月、内町小学校1年生を対象に毎年恒例のむし歯予防教室に行ってきました。
赤染め後にお口の中の写真を撮り、上手く磨けない部分を観察してもらいました。この時期は特に奥歯で6歳臼歯と言われる永久歯の歯磨きが大切です。まだ完全に生えていない場合もあり、しっかり毛先を当てられるよう衛生士とマンツーマンで練習しました。授業が終わる頃にはみなさん上手にブラッシングできるようになったようです。これから継続して実践してみてくださいね。
また歯みがきも大切ですが、甘いものをダラダラ食べたり飲んだりするのも注意しましょう。
来年の検診では「むし歯ゼロ」の子供達が増えてくれるのを楽しみにしています。

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2016年7月 7日

2016 臨床歯科を語る会

2 先週末、2泊3日で臨床歯科を語る会に参加してきました。九州から北海道まで全国のスタディーグループに所属している先生方が会場で昼夜と共にし、歯科臨床について熱く語り合います。SNSにより遠方の先生方との距離感が縮まりましたが、直にお会いしてじっくりとお話できるのがこの会の魅力でもあります。
語る会に合わせ、2月に行われたもくあみ会の事後抄録「咬合崩壊と二次固定」が出版されました。最終日の全体会では「左右的すれ違い傾向症例の補綴処置」についてベテランの先生方から様々な対応とその経過が提示されましたが、この事後抄録で金子一芳先生が書かれた内容とリンクして、対応は一筋縄ではいかない難しさを実感しました。
と思っていたら翌日、患者さんの紹介で「左右的すれ違い傾向」の患者さんがお見えになりました。紹介者が「前後的すれ違い傾向」状態でしたので、不思議な縁を感じています。

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2016年7月 1日

共通言語

01 磐城共立病院で行われている歯科口腔外科の医療カンファレンスに出席してきました。今回は東海大学医学部口腔外科教授、太田嘉英先生をお招きし、「多職種連携チーム医療のコミュニケーションツールとしての共通言語」についてお話をいただきました。例えば「PS」。PS といえば普段歯科臨床の記録として撮影した口腔内写真等を加工するフォトショップが頭に浮かんでしまいますが、医科では「パフォーマンス・ステータス:全身状態の指標」の略で、患者さんの日常生活の制限の程度を表すものだそうです。
逆に歯科医師が当たり前のように使っている用語も他の職種の方には分からないものがあり、お互い共通言語として理解する必要性を感じました。
一昨日、総人口に占める65歳以上人口の割合は過去最高となる26.7%で、初めて総人口の4分の1を超えたとのニュースがありました。加速化する超高齢化社会に対応していけるよう、医療従事者として共通言語の理解に努め連携に備えてゆきたいと思います。

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