共通言語
磐城共立病院で行われている歯科口腔外科の医療カンファレンスに出席してきました。今回は東海大学医学部口腔外科教授、太田嘉英先生をお招きし、「多職種連携チーム医療のコミュニケーションツールとしての共通言語」についてお話をいただきました。例えば「PS」。PS といえば普段歯科臨床の記録として撮影した口腔内写真等を加工するフォトショップが頭に浮かんでしまいますが、医科では「パフォーマンス・ステータス:全身状態の指標」の略で、患者さんの日常生活の制限の程度を表すものだそうです。
逆に歯科医師が当たり前のように使っている用語も他の職種の方には分からないものがあり、お互い共通言語として理解する必要性を感じました。
一昨日、総人口に占める65歳以上人口の割合は過去最高となる26.7%で、初めて総人口の4分の1を超えたとのニュースがありました。加速化する超高齢化社会に対応していけるよう、医療従事者として共通言語の理解に努め連携に備えてゆきたいと思います。
| 固定リンク