卒後研修会
今年は「顎関節症の臨床 UP-TO-DATE」をテーマに東北大学歯学部加齢歯科学分野の服部教授をはじめ7名の演者から最新の顎関節症に関する考え方について講演がありました。
ここ10年ぐらいで顎関節症への対応は大きく変化し、患者さんの生活背景を考慮したより保存的な治療へシフトしており、大学では各科の先生方が密に連携して治療にあたっている(当たり前のことですが、以前はあまり連携がなかったように思います。)ことも一開業医として共感できました。また現在埼玉医大口腔外科准教授の佐藤毅先生から顎関節症と類似疾患である咀嚼筋腱・腱膜過形成症との鑑別診断についての講演がありました。彼とは大学時代バンド活動で共に汗を流してきた仲間でしたので、活躍されていることを嬉しく思うとともに、自分にとっても大変良い刺激となりました。
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