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2017年5月

2017年5月27日

地域医療カンファレンス

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磐城共立病院歯科口腔外科との連携勉強会、地域医療カンファレンスに出席してきました。今回は昨年発行された薬剤関連顎骨壊死に関するポジションペーパー(統一見解)を受けて、一般の歯科医院と歯科口腔外科での対応や連携についてお話を伺いました。
骨粗鬆症の治療薬の一つであるBP(ビスフォストネート)の服用により顎骨壊死が報告されてから10年以上経過していますが、最近は骨粗鬆症やその予防、リウマチ、ガン治療など、様々な要因で顎骨壊死に関連する薬剤を服用されている患者さんが増えてきました。
現在、顎骨壊死は薬の問題だけでなく、細菌感染が一番の原因であると言われています。特にあごの骨は長管骨や頭蓋骨など他の骨には見られない解剖学的、細菌学的な特徴があります。
あごの骨は上皮(歯ぐき)を介して歯とつながっているため、歯周病やむし歯などから顎の骨に感染が波及しやすくなります。抜歯以外でも、食事の際にできた口腔粘膜の傷から細菌感染し、顎骨壊死が発生することもあります。
顎骨壊死の予防のためには、日頃から口の中を清潔に保つことが大切となってきます。日常のセルフケアだけでなく、かかりつけ歯科医院での定期的なメインテナンスを是非受けていただきたいと思います。

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2017年5月16日

ブルートラック

01_3 3年ぶりに仙台国際ハーフマラソンに出場してきました。
例年定員1万人に対し、今年は30分足らずでエントリー締め切りとなる人気のある大会です。公務員ランナーの川内優輝選手をはじめ、Qちゃんとのハイタッチや日本を代表するエリートランナーと一緒に走れる点で人気の大会となっていますが、個人的には一般道から陸上競技場内に入り、トラックを走ってフィニッシュするコース設定が魅力です。もう一つが美しいブルートラックです。通常トラックは土のイメージしたレンガ色が一般的ですが、この競技場のトラックは日本では数少ない青色です。
近年、オリンピックや世界陸上でも採用が増えているようですが、ブルートラックには鎮静効果があり、視点のブレが少なく集中力が高まりやすいと言われています。おそらく2020年の東京オリンピックでもブルートラックになるんじゃないでしょうか。
今回は陸連登録したこともあり、スタート前からエリートランナーに混じってブルートラックでウォーミングアップすることができました。アラフィフのおじさん歯科医にはなかなかできない貴重な体験です。またスタート地点までのロスタイムが9秒と絶好の位置からのスタートとなりました。その甲斐もあって記録は自己ベストの1時間25分03秒。例年にない肌寒い天気も味方してくれたと思います。前日から降り続く雨で最悪のコンディションでしたが、何より大会運営に協力いただいたボランティアスタッフさんの心温まる運営には頭が下がりました。機会があればまた出場したいと思います。

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2017年5月 6日

謎のタワー

1 GWの早朝、大阪湾内にある人工島「舞洲:まいしま」に向かって此花大橋をジョギングしていると、ひときわ目立つ建物が目に止まりました。物流センターやスポーツ施設が立ち並ぶ中、橋の袂にちょっと浮いた謎の2つのタワーがそびえ立っています。
2 近くまで来て案内板を見ると、「ごみ処理場」との記載が。謎の2つのタワーはそれぞれ焼却場と汚泥処理場の煙突だったんですね。この建築物をデザインしたのが世界的な建築アーティストであるフンデルトヴァッサー氏によるものだそうです。ゴミ処理場の汚いイメージを払拭するためかと思いますが、いかにも大阪らしさが伝わってきます。ただ建築費が新国立競技場に匹敵する1400億円超と、半端ない額なのが気になりますが・・

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2017年5月 2日

NICO

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患者さん向けの歯科情報誌「NICO/ニコ」5月号の特集を担当させていただきました。歯の詰め物の種類や特徴、口の中で生じる変化など、知っていただきたいことを掲載しています。待合室に置いてますので、来院された際には是非ご覧ください。

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