雄勝石
10月1日、第1回東北・みやぎ復興マラソンに出場してきました。
震災時、津波で甚大な被害に見舞われた宮城県名取市、岩沼市、亘理町を会場に1万5千人以上のランナーが集まりました。マラソンには少し早すぎる時期を承知で出場しましたが、やはり気温25℃まで上がったレースはかなり体に堪えました。25km過ぎから失速し、結果は3時間5分53秒。「もう一度サブ3を!」との思いで臨みましたが、やはりサブ3の壁は厚かったですね。
フィニッシュ後に完走メダルをいただきました。いつも大量生産された完走メダルは取っておく気になりませんしたが、今回は違いました。震災で壊滅的な被害を受けた石巻市雄勝町で産出された雄勝石で、当時のボランティアが拾い集めて作られたものです。東京駅屋根のスレートとしても使われているようです。この石から作られた雄勝硯は伊達正宗が愛した600年の伝統を繋ぐ国指定の伝統工芸品でもあり、メダルに込められた思いを感じました。
| 固定リンク