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2018年6月

2018年6月28日

救急薬品

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月に一度、地元の歯科医師有志が立ち上げた勉強会を行っています。今回は小名浜で開業している口腔外科出身の高野先生より、救急時の対応として主に容態急変時の救急薬品の使用法についてお話いただきました。
超高齢化社会を迎えた現在、様々な疾患を抱えた患者さんが来院されます。限られた時間の中で体調に配慮しつつ診療にあたっておりますが、時には患者さんの体調が急変することもあります。
お互いに起こってほしくない事態ですが、患者さんが安心して歯科医療を受けられるよう、定期的に研修を行っていきたいと思います。

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2018年6月24日

歯科助手認定講習会

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6月24日(日)から本年度の福島県歯科医師会歯科助手認定講習会が始まりました。初日は開講式の後、「歯科アシスタントの仕事と心構え」、「口腔の役目と歯科用語」について私からお話させていただきました。
今回は初めて担当する分野でしたので、理解していただけたか心配でしたが、こちらからの問いかけに対する反応もよく、最後まで興味をもって耳を傾けてくれたようです。
9月までの全5回、受講者が一人として欠けることがなく修得できるよう、そして学んだ知識をそれぞれの現場で活かせるよう願っております。

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2018年6月13日

むし歯予防教室

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今年も内町小学校の一年生を対象に、福島医療専門学校の実習生も加わり、むし歯予防教室を行ってきました。毎年染め出し後の口腔内写真を撮影して、自分で評価してもらっていましたが、今回はブラッシング後の写真も加え、どこが磨けていないかを具体的にわかるようにしてみました。小学生の皆さんはおそらく今までで一番ブラッシングをした日になったと思います。
今日の授業で学んだことを家族の皆さんと共有してくださいね。来年の歯科検診を楽しみにしています。

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2018年6月11日

歯科技工の未来in健康まつり

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歯と口の健康まつりでは表彰された素晴らしい作品が掲示されていましたが、技工士体験コーナーで小学校低学年の児童が配列した入れ歯もなかなか見事な作品に仕上がっていました。
日本の歯科技工士を養成する教育機関の水準は高く、歯科技工士の技術レベルは世界的にも高い評価を受けている一方で、仕事環境の問題やCAD/CAMの台頭により技工士離れが進み、やりがいを求め海外進出する技工士もいることも耳にします。これまで培ってきた技術や伝統が絶えることがないよう、歯科衛生士不足の問題を含め何とかしたいものです。

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2018年6月 7日

歯と口の健康まつり

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毎年5、6月は学校の歯科健診や歯科保健指導、医科との連携行事など、歯科に関連するイベントが盛りだくさんの月です。今週末も「歯と口の健康まつり」がいわき市総合保健福祉センターにて開催されます。図画・ポスター・書写コンクール表彰式のほか、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士のお仕事体験など、子供達が歯科に興味をもってもらいたい内容となっております。この機会に歯科医だけでなく、歯科技工士や歯科衛生士の方々が健康寿命を延ばし、QOLを高める担い手であることを体感していただけると嬉しいです。

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2018年6月 6日

歯周病学会

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先週の土曜日、東京で開催された春季日本歯周病学会に出席してきました。昨年の秋から県内に篭りっぱなしでしたので、約7ヶ月ぶりの東京出張です。医療の分野では現在再生治療が花盛りですが、歯周病に関しても再生治療に関連する薬材の臨床応用がさかんに報告されています。患者さんにとっては朗報に聞こえますが、この治療が活かされるためには患者さん自身がその原因を理解し、プラークコントロールを含めた生活習慣の改善に取り組むこと、また我々医療従事者が歯周病の基本治療を徹底的に行っていくことが肝要です。
また成人以降は、患者さんそれぞれの口腔内の歯周病菌の構成が決まり、これらを変えることはできません。特に歯周病のリスクのある方は、口腔内の細菌量を減らし、歯周病菌が悪さをしないレベルに維持していくことが大切です。
来月開催される臨床歯科を語る会でも歯周組織再生療法の話題が取り上げられます。1本の歯の保存に汗をかかれている先生方の臨床報告が今から楽しみです。

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