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2020年11月

2020年11月28日

大学同級会

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今年は様々な行事が中止や延期になり、ここまでオンラインが主役に躍り出る世の中になるとは想像できませんでした。これまでオリンピック開催年に東北大歯学部26回生の同級会を行っていましたが、コロナ禍での現地開催は中止となり、同級会もオンライン開催となりました。
毎回同級生の代表者が講演する流れになっていますが、今回は私が演者に指名され、臨床に関するお話をさせていただきました。東北から沖縄まで散らばった同級生が簡単につながることができる利便性に感謝しつつ、懇親会では当時の思い出と重ねながら楽しいひとときを過ごすことができました。
しかしマイク越しの会話は何か寂しさを感じます。これまで現地でのオフの場におけるちょっとした会話は、自分に何かを与えてくれるプライスレスな「お土産」になっていたように感じます。
次回の同級会は「沖縄開催にしよう!」なんて意見もありましたが、いつかまた現地開催の同級会に「Go To」できる日を待ち望みたいと思います。

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2020年11月16日

日本禁煙学会学術総会in福島

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11月14・15日に郡山市のビックパレットふくしまにて第14回日本禁煙学術大会が開催されました。
本学会は医科、歯科、薬科、行政など、多職種が関わる数少ない学会です。2年前に福島開催が決定し、齊藤道也大会実行委員長(いわき医師会副会長 みちや内科胃腸科)のもと、自分も副実行委員長を拝命し歯科部門を担当させていただきました。

コロナ禍での開催となったため、現地開催を大幅に制限し、WEB配信をメインにしたハイブリッド開催の変更になるなど、様々なハードルはありましたが、これまで面識のない多職種の皆様と喫煙を軸に活動できたことは大変貴重な経験となりました。また喫煙の問題にとどまらず、口腔の健康・維持が全身の健康やQOLの向上に寄与していることを歯科の立場から発信するよい機会にもなりました。

喫煙は歯科治療の成否に大きくかかわり、特に歯周病は関連が深いことが示されています。
これまでタバコのパッケージに医科領域の健康影響のみが記載されていましたが、本年7月ようやくタバコのすべてのブランドで歯科領域の文言が加わりました。

これからは全身の健康に対する歯科の役割がますます重要になってくると思われます。引き続き多職種の皆様と連携し、日常臨床にとどまらず、このような機会を通して地域の皆様へ口腔の健康・維持の大切さをお伝えしていきたいと思います。

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