自然

2021年3月11日

震災から10年

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今日で東日本大震災の発生から10年が経ちました。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

自分にとって地元の海といえばこの薄磯です。幼少時代は夏になると家族や親戚と、学生時代は友達と自転車を漕いで、よく遊びに行ったのを思い出します。多くの海水浴客がビーチにに溢れ、賑わう海の家でのびたラーメンを食し、砂に埋もれ、遠浅の程よく立つ波と戯れ・・・ここに立っていると忘れかけた記憶が次々と蘇ってきます。10年前の今日、この地区が津波に飲み込まれ、この海も当時の面影はなくなってしまいました。この穏やかな海を目の前にして、そのような津波が来たとは想像もつきません。

近年、自然災害が日本に限らず世界中で高い頻度で発生しています。追い討ちをかけるようにウィルスの猛威が私たちを襲っています。自然が私たちに何かを発しているかのようにも感じます。自然災害に立ち向かうのは容易ではありません。常に起こりうることを想定して減災に取り組み、個々が命を守る意識を高めることが大切であることを改めて感じました。

 

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2014年11月22日

蔵王

0001 先週末、学会のため数年ぶりに山形に行ってきました。途中の笹谷トンネル付近では雪もちらついていて、いわき市よりは1ヶ月以上は冬の訪れが早く感じられました。会場からはすでに雪に覆われた蔵王の景色が。3日前には今年に入り最も規模の大きい火山性微動が確認されているようですので、これからのスキーシーズンに向けて何事もないことを祈りたいです。

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2011年11月12日

天気予報器

1111このところ寒暖の差が激しくなり、冬の到来を肌で感じる季節となりました。気温の変化は感じやすいですが、気圧の変化に関してはあまり感じることはないですよね。
先月子供たちがガラスのオブジェを購入してきました。小さいガラスの地球儀に細いパイプのようなガラス管がつながっていて、気圧の変化を見ることができます。ガラス管の入り口から水を入れて気圧の変化を見る、いわば天気予報器です。単純な装置ですが、ちょっとした気圧の変化を感じて水位が上下動するのが不思議です。
晴れの日は右側のガラス管の水面が下がってきます。上昇している時は「雨」。しかし室内に置いていることもあり、たまに大外れしてしまうことも。やっぱりテレビのドンピシャ天気予報にはかないません。でも今の最先端技術はこんなものから始まったんだと思うと、当時の発明者の熱意を肌で感じ取ることができました。


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2011年9月23日

台風

01今回の台風15号の猛威には驚かされました。日本中でこれだけの多くの河川が氾濫、増水するのも珍しいですよね。診療が終わり、台風のすざまじい雨音が流れる中、自宅に帰ろうと電話をしてみると、新川沿いにある自宅周辺では消防団による避難勧告?指示?のアナウンスが流れていたようです。台風の強い雨と風で、実際外からのアナウンスなどは何を言っているのか分からなかったようです。急いで自宅に戻ろうと車のラジオをつけてみると、地元のFMでは何事もなかったように普通に音楽が流れ、地元の情報は入ってきません。途中、新川を見てみると、いつもは底が見えるぐらいの川が、氾濫寸前の状態でした。カメラもブレブレです。夜は念のため、実家のある高台で一夜を過ごしました。川の近くに住んでいる方はヒヤヒヤものだったと思います。しばらくはこのような災害が続きそうな予感ですので、非常事態の際の住民への連絡方法は考えたほうがよさそうです。


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