スポーツ

2019年5月20日

仙台国際ハーフマラソン2019

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顔面麻痺から1年半以上経過しましたが、痺れは改善せず何かとストレスを感じています。神経の回復はなかなか難しいですね。運動時は完治しない顔面の痺れを忘れられることもあって、体調管理の一環としてランニングを継続しています。ただ走っているだけでは意味がありませんし、歯科臨床と同様、自身を確かめる拠り所を求めて仙台国際ハーフマラソンに参加してきました。参加者1万人規模の大会でありながら、川内優希、今井正人、神野大地、村山謙太選手など日本を代表するトップランナーと同じ土俵で走ることのできる数少ない大会です。一般の中年である自分が共に汗をかけるマラソンは、シンプルででありながら奥が深いスポーツであることを実感させてくれます。自己ベストも10秒ほど更新し、達成感のある大会となりました。

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2019年2月17日

シューズ

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先週のいわきサンシャインマラソンはあいにくの天候で中止となりました。これまで2割の確率で中止となっていますので、いわきで最も天候が不安定な時期の開催は再考すべきですね。さてそのマラソンで使う唯一の道具といえばランニングシューズですが、日本記録を持つ大迫傑選手をはじめ今年の箱根駅伝の半数近くが愛用しているナイキの厚底シューズに人気が集まっています。アシックス・ターサー派の自分も一度は使ってみたいと思っていますが、正規の倍以上の金額でないと手に入らず、実際走らない人がビジネスとして取り引きしている点がちょっと残念です。

これまでシューズは大事だと思っていながら普段の仕事ではあまり足元を気にせず、ごくごく普通のサンダルを使用していましたが、1日で最も長い時間使用する診療中にも気を使うべき!と今回スタッフ皆で診療用シューズを揃えました。

かかと部分の高さが低く抑えられているため、普通のシューズのように長時間使用による生じる圧迫感やムレ感がなく、半分サンダル感覚で使えますので使用感は良好です。外見を固めるだけでなく、診療においてもスタッフ一人一人が足元をしっかり固めつつ患者さんのお口の健康をサポートできるよう走り続けたいと思います。

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2018年11月 4日

サブ3

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サブ3と言われてもマラソンの経験がない方は意味不明な用語かと思います。サブ3とは「Sub-three-hours」、つまりフルマラソン(42.195km)を3時間以内で走りきることです。1kmを4分15秒以内のペースで走りつづけることができれば達成可能ですが、全ランナーの3%しか切ることのできないとても高いハードルです。

そもそも自分がマラソンをはじめたきっかけは、職業病とも言える腰痛に悩まされていたこと、10kg近い体重の増加、そして所属していた勉強会の先生方がマラソンをされていたことにはじまります。真似から始まったマラソンですが、歯周病の患者さんがブラッシングで劇的に口腔内が改善されてくるのと同様に、走るたびに変化する自分に達成感を味わい、それが継続するきっかけとなりました。

2年前には夢のサブ3を達成。しかしその喜びもつかの間、昨年突如顔面神経麻痺を発症し、暫く走ることから遠ざかっていました。幸い目の周囲や頬粘膜の痺れは残ったものの、外見は改善したこともあり、「もう一度サブ3を!」と思いから半年前から水戸黄門漫遊マラソンに向けての準備がはじまりました。

今回のマラソンでは最後の5kmはもう何も残っていないほどメンタル的には一番苦しい大会となりましたが、終わってみれば2時間59分49秒。あと11秒で3時間というギリギリのタイムでしたが、なんとかサブ3を達成することができました。

マラソンは自分の身体を42.195km運ぶというシンプルな競技でありながら、世界のトップ選手でも2時間以上は走り続けねばならない過酷なレースです。1kmの積み重ねが結果となってあらわれます。1歯単位の治療から全顎の治療、そして術後の長期にわたる経過観察など、まさに日々の歯科臨床と通じるものがあります。
 体力的にはサブ3の継続は困難ですが、臨床では夢であってはいけません。現実として達成し続けられるよう精進していきたいと思っています。

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2017年8月 7日

ボールボーイ

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福島県歯科医師会主催の親善野球大会がいわきグリーンフィールドで行われました。いわき、福島、郡山、会津地区の4チームに分かれ、トーナメント方式で戦います。今回は「ボールボーイ」として大会運営のお手伝いで参加しました。全く「ボーイ」ではない歳ですが。
ボールボーイはフィールド外やスタンドに出たボールの回収、審判へのボールの補充や水の補給などに分かれて担当します。始めは勝手が分からず、ついつい試合に見入ってしまうと、審判から「ボールお願いします」との声が。審判は歯科医師のボランティアではなく、野球連盟の正式な審判です。試合中は審判の動きを注視しなくてはなりません。
普通はグラウンド内の選手を中心に野球を観戦しますが、審判を中心にみてみると、状況に応じてポジションが変わり、予想以上に動きが大きいことが分かりました。スムーズな試合運びや審判が判定に集中できるよう、ボールボーイは重要な役割をしていることを体験することができました。今日から始まる高校野球は台風の影響で明日に順延になったようですが、機会があればこれまでと違った角度から観てみたいと思っています。TVではあまり映らないかもしれませんが。

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2017年7月14日

いわきFC

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いやー、惜しかったですね。12日に行われた天皇杯3回戦でJ1清水エスパルスに残念ながら敗退してしまいましたが、2回戦ではJ1のコンサドーレ札幌を延長戦で5-2で撃破したのには正直驚きました。
いわきFCは昨年本格的に始動したばかりの若いチームで、J1を頂点とするカテゴリーではまだ「7部」に相当するチームです。こんな短期間にこれだけの結果を出せるのは大倉智社長兼総監督率いるチームの揺るぎない理念と選手への浸透の賜物でしょう。またアンダーアーマー等を取り扱う「ドーム」がクラブを全面バックアップし、地域との結びつきを大切にしています。今の日本のクラブチームにはない取り組みもあり、今後の活躍がますます楽しみですね。
選手の皆さん、素晴らしい戦いをありがとうございました。

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2017年5月16日

ブルートラック

01_3 3年ぶりに仙台国際ハーフマラソンに出場してきました。
例年定員1万人に対し、今年は30分足らずでエントリー締め切りとなる人気のある大会です。公務員ランナーの川内優輝選手をはじめ、Qちゃんとのハイタッチや日本を代表するエリートランナーと一緒に走れる点で人気の大会となっていますが、個人的には一般道から陸上競技場内に入り、トラックを走ってフィニッシュするコース設定が魅力です。もう一つが美しいブルートラックです。通常トラックは土のイメージしたレンガ色が一般的ですが、この競技場のトラックは日本では数少ない青色です。
近年、オリンピックや世界陸上でも採用が増えているようですが、ブルートラックには鎮静効果があり、視点のブレが少なく集中力が高まりやすいと言われています。おそらく2020年の東京オリンピックでもブルートラックになるんじゃないでしょうか。
今回は陸連登録したこともあり、スタート前からエリートランナーに混じってブルートラックでウォーミングアップすることができました。アラフィフのおじさん歯科医にはなかなかできない貴重な体験です。またスタート地点までのロスタイムが9秒と絶好の位置からのスタートとなりました。その甲斐もあって記録は自己ベストの1時間25分03秒。例年にない肌寒い天気も味方してくれたと思います。前日から降り続く雨で最悪のコンディションでしたが、何より大会運営に協力いただいたボランティアスタッフさんの心温まる運営には頭が下がりました。機会があればまた出場したいと思います。

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2017年4月22日

お疲れさまでした

003_2 箱根駅伝で2代目「山の神」と呼ばれ、山登りの5区で4年連続区間賞を獲得した柏原竜二さんが今月、引退を発表されました。地元内郷の出身ということや、自分が勉強会の先生方から影響を受けて始めたマラソンの時期とも重なり、彼の走りに注目していました。
個人的には東京オリンピックで活躍をと願っていましたが、怪我に悩まされ思い通りの走りができなかったようで、ご自身にとっては苦渋の決断だったと思います。
裏方の仕事がメインになるとのことですが、これまで陸上で培った経験を生かして、私たちに走る楽しさを伝えていってくれることに期待しています。

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2016年7月17日

大濠公園

01 先週末は福岡で開催された日本臨床歯周病学会に出席してきました。決して走りに行ったわけではありませんでしたが、時間があれば走ろうとランニンググッズを忍ばせていました。福岡のランニングスポットといえば大濠公園が有名です。1周約2kmでゴムチップ舗装のランニングレーンが整備されています。2日目の朝、早起きできたので目的の大濠公園に向かって走り始めました。ところが全く気がつかないまま90度違う方向に。1km過ぎてようやく間違いに気づいたものの、途中で軌道修正しようと安易に考えてしまい、完全に方向を見失ってしまいました。走った経路を見ると迷いながら走っていることがわかります。ようやく大濠公園についた時にはすでに10kmを走り終えていました。時間も迫っていましたが、折角なので1周だけ走り無事ホテルへ。その後の学会は十分すぎるウォーミングアップが幸いして良いテンションを維持することができました。

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2016年6月 6日

さくらんぼハーフマラソン

001 果樹王国、山形県東根市で行われたさくらんぼハーフマラソンに出場してきました。会場は陸上自衛隊神町駐屯地。いやー広いですね。敷地内の駐車場から会場まで優に1km以上はあります。朝からガンガンに太陽が照りつけ、気温も25度を超え、コースが一部舗装されていないなど、マラソンにはヘビーな条件となりました。今回は最低でも自己ベストを更新し、できれば1時間30分を切りが目標です。ハーフマラソンで1時間30分を切るには1km4分15秒のペースを維持することが必要です。スタートしてはじめの2キロはそれぞれ4分03秒、4分09秒と失速覚悟で走りました。やはり序盤の慣れない走りのツケが回ったのか、5〜10kmの間はダラけてしまい、1km4分20秒越えを連発し、折り返しの時点で1時間30分切りが厳しくなりました。それでも後半は粘って1km4分10秒前後で走りましたが、結果は1時間30分09秒。あと9秒及びませんでした。ラスト3kmは本当にキツかったですね。肝心の完走証は機器の不具合でもらえなかったのが残念でしたが、参加賞の美味しいさくらんぼとつや姫のおにぎりが体を癒してくれました。

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2016年2月14日

第7回いわきサンシャインマラソン

03 今年もいわきサンシャインマラソンに出場してきました。弟も東京から参戦し、二人で記録を更新しようと意気込んでいましたが、天気予報通り、朝から雨と突風に見舞われ、雨よけのためゴミ袋をかぶってのスタートとなりました。このコースはアップダウンが激しく、22km過ぎと32km地点の苦しい地点に急坂があり、 もともと記録が狙いづらいコースです。そこに雨と突風が相まって途中失速するかと心が折れそうになりました。そんな中、沿道で応援してくれた地元の方々が悪天候にもかかわらず、笑顔で応援してくれる姿に元気をもらい、何とか自己記録を更新することができました。結果は3時間18分34秒。マラソンは決して一人でベストの走りを続けるのは困難です。運営に携わった実行委員やボランティアスタッフの皆さん、応援していただいた一般の皆さん、大変ありがとうございました。

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