酸蝕症
例年より飛散量が多い花粉症がピークを迎えていますが、皆さんは大丈夫ですか?今回の話題は花粉症ではなく酸蝕症です。酸蝕症という言葉はご存知ですか?歯科に従事している者にとってはよく知られた言葉ですが、最近患者さんのお口の中を診察して酸蝕症と思われる方を見かけるのが気になっています。酸蝕症とはむし歯ではないのに歯が溶けて欠損してしまうものです。「健康ため」にと毎日飲んでいる黒酢や柑橘類や炭酸飲料や過剰摂取などによっても起こります。
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例年より飛散量が多い花粉症がピークを迎えていますが、皆さんは大丈夫ですか?今回の話題は花粉症ではなく酸蝕症です。酸蝕症という言葉はご存知ですか?歯科に従事している者にとってはよく知られた言葉ですが、最近患者さんのお口の中を診察して酸蝕症と思われる方を見かけるのが気になっています。酸蝕症とはむし歯ではないのに歯が溶けて欠損してしまうものです。「健康ため」にと毎日飲んでいる黒酢や柑橘類や炭酸飲料や過剰摂取などによっても起こります。
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昨日TV番組「みんなの家庭の医学」で
TCH(ToothContacting Habit:無意識に上下の歯を接触させる癖)に関する内容が放送され、東京医科歯科大学の木野孔司先生が分かりやすく解説されていました。今まで当院でもTCHの疑いのある患者さんには改善していただくよう取り組んでいましたが、結構多くの人にみられるように感じます。TCHによる問題が出てくる前に悪い癖を治しておきましょう。TCHに限らずセルフケアは大切ですね。
TCH発見&解消スペシャル
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12月に入り、寒さが本格化してきました。この季節になると口の中の乾燥や喉の痛みを癒すために、のど飴をなめる方が多くなってきます。のど飴もニーズが多いせいか、昔に比べて沢山の種類の物が売られています。今年は「しょうが」が流行っているようで、しょうが入りの飴も出回っています。のど飴は身体にとってプラスに働く場合もありますが、歯科から見ると、大変やっかいな物です。のど飴は一気に食べるものではなく、舐めることにより口の中でゆっくりと溶かされていきます。口の中ではこのゆっくりとが大変危険なのです。常習することにより、確実に歯が溶かされむし歯になっていきます。特に歯の付け根の部分に発生しやすくなります。歯周病により歯肉が下がり、歯の根が露出してしまった場合には特に注意が必要です。歯だけではなく、歯肉にも炎症が起こりやすくなります。舐めるとしたらノンシュガーを選ぶといいでしょう。しかしノンシュガーでも僅かながら糖類が含まれています。常習するとムシ歯になりやすくなりますから、舐め過ぎは禁物です。のどの痛みは元に戻りますが、一度ムシ歯になると元には戻りません。のど飴と上手に付き合い、大切な天然の歯を守っていきましょう。
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5月から6月にかけて学校検診がありました。検診では虫歯以外に歯ならびもチェックしますが、習癖によって歯ならびが悪くなってしまったケースが比較的多く見受けられました。そのひとつに指しゃぶりが挙げられます。医科の立場からは自然の行為と考えられることが多いようですが、歯科の立場からは指しゃぶりにより、
・前歯が出っ歯になり、上下の歯が噛み合わなくなる。
・サ行やタ行が発音しにくくなる。
・前歯が乾燥し虫歯ができやすくなる
などの悪影響がでてくることが考えられます。
1歳児頃までの指しゃぶりは生理的なものと考えられますが、2~3歳になっても
やめられない場合は上記のような症状を引き起こす可能性があります。
心配な場合は受診されることをおすすめします
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皆さんは冷たいものがしみる、歯ブラシを当てると歯が痛い、酸味の強い果物などを
食べるとしみるといった経験はありますか?
虫歯でもないこのような症状を知覚過敏といいます。
知覚過敏の主な原因は
①歯周病
②間違った歯ブラシ法や歯磨き粉の使用法
③酸味食品等の過剰摂取
④歯ぎしりやかみ締めなどの習癖
(特に④の原因で知覚過敏がおきていることが多いようです。)
などが考えられます。
治療法は
歯科医院でのオフィスケア、家庭でのホームケアによって治していきます。
虫歯と違い強い痛みを伴わないことが多いため、つい放っておきがちですが、
歯がしみるということは歯の神経に異常がおきているサインです。症状があれば
早めに受診されることをお勧めします。
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10月に入ってから外傷で歯が欠けたり、抜けてしまった患者様が普段よりも多く
来院されています。こんなときはどうしていいのかあわててしまいますよね。
もし歯が抜けてしまっても状態によっては元に戻すことが可能です。
このような時はまず歯の根の部分をさわらずにそっと水で流して下さい。
次に乾燥させないように生理食塩水があればその中に入れてお持ち下さい。
なければ牛乳につけるか、牛乳もなければ口の中に入れてできるだけ早く歯科医院
にいらして下さい。外傷後30分以内であれば元に戻せる確率が高くなります。
歯が抜けていなくても、グラグラしていたり、歯の位置がずれてしまったりする
場合があります。その際にも整復する必要がありますので、できるだけ早く治療に
いらして下さい。
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